大阪公立大学医学部附属病院「医療費後払いサービス」利用規約
令和5年1月4日制定

この利用規約（以下「本規約」という。）は、大阪公立大学医学部附属病院（以下「本院」という。）が提供する医療費後払いサービス（以下「本サービス」という。）を利用いただく際の取扱いについて定めるものです。本サービスの利用を希望される方（以下「利用者」という。）は、本規約を必ずお読みいただき、ご同意の上で本サービスをご利用ください。

（適用）
第１条　利用者は、本規約に従って本サービスを利用するものとします。
２　利用者は、本サービスの利用に当たり、契約するクレジットカード会社の所定の利用規約に従うことをあらかじめ了承するものとします。

（本サービスの利用登録及び利用開始）
第２条　本サービスの利用は、登録希望者が本院の定める方法によって本サービスの利用登録を申請し、本院が当該申込者を本院の保持する医事情報と照合し、利用者として登録した時点をもって開始するものとします。
２　本サービスの利用を希望される場合は、登録と同時にクレジットカード情報をご登録いただきます。
３　本サービスは、2023年1月23日以降の医療費等に対し決済が発生するものとします。

（利用者ＩＤ及びパスワードの管理）
第３条　利用者は、自己の責任において本サービスの利用者ＩＤ及びパスワードを管理するものとします。
２　利用者は、いかなる場合においても利用者ＩＤ及びパスワードを第三者に譲渡又は貸与することはできません。本院は、利用者ＩＤとパスワードの組み合わせが登録情報と一致してログインされた場合には、その利用者ＩＤを登録している利用者自身による利用とみなします。

（本サービスの内容等）
第４条　本サービスは、利用者が本規約等に基づき本院を受診等したことにより、本院に対して支払うこととなる受診者の医療費等（以下「医療費等」という。）を、本院が医療費等の回収業務等を委託する第三者（以下「代金回収業者」という。）が、登録されている利用者名義のクレジットカードから、クレジット決済方法で徴収するサービスです。利用者は、本サービスの利用につき、以下の点をあらかじめ承諾するものとします。
（１）本サービスを利用することができないクレジットカードがあります。
（２）院内処方がある場合及び公費負担医療制度を利用される場合、並びに証明書などの文書発行手続きがある場合は、本サービスをご利用いただけません。
（３）受診日に本サービスの利用受付をされず、受診内容に応じた医療費のお支払いが確認できない場合においても、ご登録のクレジットカードに医療費を請求いたします。
（４）本院は、本サービスの利用が適当でないと判断した場合、又は医療費等が所定の期日に支払われなかった場合は、本サービスの利用をお断りすることがあります。
（５）本サービスにかかる利用者の手数料は発生しないものとします。

（医療費等の支払方法・支払者）
第５条　受診内容に応じた医療費等が発生した場合及びクレジットカードから利用代金の決済処理を実行した場合は、利用者の登録メールアドレスあてに通知します。
２　本サービスの対象は、外来及び入院にかかる医療費等です。
３　医療費等の支払回数は、１回払いのみです。

（領収書及び診療明細書）
第６条　領収書及び診療明細書は、利用者が診療を受けた日から２年を限度として、利用者自ら本院に設置する専用領収書発行機で発行するものとします。ただし、一度発行した領収書及び診療明細書の再発行はできません。
２　領収書及び診療明細書を利用者自ら発行しない場合は、当該書類は不要であると利用者が本院に申し出したものとみなします。
３　領収書及び診療明細書は、特段の事由が無いかぎり、後日郵送等の対応はしないものとします。

（本サービスの解約）
第７条　本サービスの利用契約は、利用者が自ら本サービス利用終了の申し出を本院窓口で行い、本院が当該利用者について本サービスの解約の手続きを完了した時点をもって解約されるものとします。
２　ただし、本規約等に基づく債務がある場合、利用者は当該債務の完済まで、本規約等の定めに基づき債務を履行するものとします。

（本サービスの提供の停止等）
第８条　本院は、以下のいずれかの事由があると判断した場合、利用者に事前に通知することなく本サービスの全部もしくは一部の提供を停止又は中断することができるものとします。
（１）本サービスにかかるコンピュータシステムの保守点検又は更新を行う場合
（２）地震、落雷、火災、停電又は天災等の不可抗力により、本サービスの提供が困難となった場合
（３）コンピュータ又は通信回線等が事故により停止した場合
（４）その他、本院が本サービスの提供が困難と判断した場合
２　本院は、本サービスの提供の停止又は中断により、利用者及び第三者が被ったいかなる不利益又は損害についても、一切の責任を負わないものとします。

（利用制限及び登録抹消）
第９条　本院は、以下の場合には、事前の通知なく利用者に対して本サービスの全部もしくは一部の利用を制限し、又は利用者としての登録を抹消することができるものとします。
（１）本規約のいずれかの条項に違反した場合
（２）登録事項に虚偽の事実があることが判明した場合
（３）その他、本院が本サービスの利用を適当でないと判断した場合
２　本院は、本条に基づき本院が行った行為により利用者に生じた損害について、一切の責任を負いません。

（免責事項）
第１０条　本院は、本サービスに事実上又は法律上の瑕疵（安全性、信頼性、正確性、完全性、有効性、特定の目的への適合性、セキュリティ等に関する欠陥、エラーやバグ、権利侵害等を含む）がないことを明示的にも黙示的にも保障しておりません。
２　本院の債務不履行責任は、本院の故意又は重過失によらない場合について、一切の責任を負いません。
３　本院は、本サービスに関して、利用者と他の利用者又は第三者との間において生じた取引、連絡及び紛争等について、一切の責任を負いません。

（サービス内容の変更等）
第１１条　本院は、利用者に通知することなく、本サービスの内容を変更し又は本サービスの提供を中止することができるものとし、これによって利用者に生じた損害について、一切の責任を負いません。

（利用規約の変更）
第１２条　本院は、必要と判断した場合には、利用者に通知することなくいつでも本規約を変更することができるものとします。

（通知及び連絡）
第１３条　利用者と本院との間の通知及び連絡は、本院の定める方法によって行うものとします。

（個人情報の取扱い）
第１４条　登録された個人情報は、法令及びクレジットカード会社が利用者との契約により開示を要求する場合等例外的に認められた場合を除き、あらかじめ利用者の同意を得ることなく、第三者に提供・開示することはありません。
２　本院は、利用目的の達成のために、必要な業務を他社に委託する場合があります。
３　本院は、委託先が十分な個人情報のセキュリティ水準にあることを確認のうえ選定し、契約等を通じて、必要かつ適切な監督を行います。
４　登録された情報に誤りがあると判断した場合は、問い合わせに回答できない場合があります。
５　個人情報の訂正、消去並びに利用の停止等は、利用者自身で手続きするものとします。
６　本院における個人情報の取扱い方針については、本院ホームページ内の『個人情報保護方針（プライバシーポリシー）』ページに掲載するものとします。

（禁止行為）
第１５条　利用者は、本サービスの利用にあたり、以下の行為をしてはならないものとします。
（１）法令又は公序良俗に反する行為
（２）犯罪行為に関する行為
（３）本サービスに含まれる著作権、商標権その他の知的財産権を侵害する行為
（４）本院のサーバー又はネットワークの機能を破壊したり、妨害したりする行為
（５）本サービスの運営を妨害する行為
（６）不正アクセスをし、又はこれを試みる行為
（７）他の利用者に関する個人情報等を収集又は蓄積する行為
（８）他の利用者になりすます行為
（９）一人の利用者が、複数の利用者ＩＤを取得する行為
（１０）本院のサービスに関連して、反社会勢力に対して直接又は間接に利益を供与する行為
（１１）その他、本院が不適切と判断する行為

（準拠法・裁判管轄）
第１６条　本規約は、日本法に準拠し、日本法に従って解釈されるものとします。
２　本サービスに関する一切の紛争（裁判所の調停手続きを含む）が生じた場合には、本院の所在地を管轄する裁判所を専属的合意管轄とします。